数学者リーマンの業績
2009年11月15日、NHKで「リーマン予想」に関する番組をやっていました。
「リーマン予想」についてはインターネットで調べてください。詳しく解説されています。
その番組の中で、「リーマン予想」が素粒子論などのミクロの世界に関する理論と関係があるという説明がありました。
リーマンは「幾何学の基礎をなす仮説について」という論文でリーマン幾何学の基礎となる考えを提示しました。
その後リーマン幾何学は整備され、アインシュタインが一般相対性理論を構築するために利用し、
アインシュタイン方程式(重力場の方程式)が生み出されました。
アインシュタイン方程式(重力場の方程式)は宇宙論などのマクロの世界に関する理論の基礎となっています。
リーマンが考えたことがミクロの世界とマクロの世界の両方に繋がったこと。
NHKの番組を見て、私には素数のことよりもこのことの方が不思議に思えました。